hiroto-o's diary

とある大学の大学院博士課程を何とか卒業して、とある金融の仕事をロンドンでしています! リンクはご自由に♪ メールはhiroto_o20[at_mark] hotmail.comまで。([at_mark]は@に置き換えてね)

第30回つくばマラソン サブ3.5日記


後で読み返すために沢山書こうと思います。


サブ3とか、サブ3.5とか、サブ4とか。それぞれタイム3時間、3時間半、4時間切りの意味で、マラソンでは一つの区切りみたいなものです。


直前ではサブ3.5を達成できるかは結構微妙だったものの、
予想以上にペース良く走れて、ネットタイム(スタートラインからゴールラインまでの時間)3:26:01と比較的余裕を持って3時間半を切れました。
でも元々今回の第一の目標はサブ4でした。4年前の初フルで4時間8秒ととても惜しい結果だったので。
その後は、日常的に走ってはいたもののレースには出ませんでした。走り出した切っ掛けは健康のためでタイムが目的じゃなかったし。


ただ、いろいろと欲が出てくるもので、24時間リレー(http://d.hatena.ne.jp/hiroto-o/20100913)以来、もうちょっと上を目指してみたいと思い始めました。
ということで、第二の目標はサブ3.5。


今までは完全に自己流で、速く走ると気分が良かったので、ペースは前半飛ばす当たって砕けろ的な感じでやってました。
ただ、マラソンに誘ってくれた友達と1ヶ月前に一緒に30km走ったときは、向こうがイーブンペースを保っててくれて、後半になっても気分良く走ることができました。これを切っ掛けに、上を目指すためにも必要だなと思い、僕もペースを頭に入れて走ることに。
ペースを測る方法として、GPS付きのランニング用の腕時計は出費が嵩むので、携帯のRun&Walkで代用。1km毎のラップライムが表示されるのでかなり便利。欠点は、そのラップタイムを記録できない点(ただ、これはプログラムを書けば実現できそう。)
どのくらいのペースで走るのか、どういうふうに走るのかは、ネット情報がとっても参考になりました。(いやー、GPS付き携帯と言いネットの情報と言い、便利な世の中になりましたなー)


目指せ サブ3.5 VAAM presents ランニングスクール+Q
http://www.runningschoolq.jp/regular/sub35/


記事でのペースは1km4:50だけど、練習で気分良く走っている時に不思議と4:44が多かったので、ペースは4:44に。
これなら4:50からさらに貯金できるし。


1週間前の日曜に30km走ったのを最後に、それ以後はコンディション調整中心に。
30kmは、途中で失速してAve5:17/kmとサブ3.5には遠く及ばなかったものの、最後の3kmでペースアップできたので感触としてはまあまあ(あと、赤信号とか千住新橋の螺旋階段とかで相当タイムをロスってると思うし)。あくまで目標はサブ4。サブ3.5は運が良ければというスタンス。


水曜日は4:44/kmをターゲットにして7km。前日土曜日は1km走って最後の調整。あと、木曜日からカーボローディングもしました。夕食はご飯2合にして土曜の昼は近所のつけ麺屋でたっぷりと(その名も男盛!)。


当日はシリアルとおにぎり2つ。あと、足が痙攣しないように梅シートも買っていった。これは正解だったと思う。TXつくば駅から歩いて、8時半くらいに会場入り。現地の予報は最高気温13℃/快晴とまあまあ。スタートまであと1時間。荷物預けたりストレッチしているうちにトイレに行きはぐった。これは失敗。服は、下はジャージ、上は普通のボーダーTシャツ。防寒対策もあるけれど、周囲が全員ランパン&ランシャツの中、一見マラソンランナーには見えないだろうな。。。


僕はCブロックからスタート。スタート直後は大混雑。まあ、参加者が1万7千人超だから仕方ないか。
体力温存のため、無理に追い抜くことは全くせずに淡々と。それでも1km目のラップは4:48。これは良いペース。
途中4:32になったりして慌ててスピードを抑える。10kmでトイレとスポーツドリンクをとる。タイムロスは30秒ほど。
概ね4:44周辺で走れているから理想的なペース。でも、結構人口密度が高い。この辺で、↑のサイトの教え通りバナナを食べる。その後、買ってきた梅シートを食べる。喉が渇かないように水も飲む。


16kmくらいで、折り返し地点から戻ってきたトップのランナーに遭遇。やっぱり速い。周りもそれにつられてか幾分ペースアップ。
ただ、ここはスピードを出す場面じゃないと思ったので依然イーブンペースで唯我独尊で走る。
体感的1kmが気持ち長くなったかなという感覚。早くハーフを通過したいと思ってきたためだろう。ただ、ペースは崩さないように心がけた。


25kmを越えてくると前方を走っていた人たちを徐々に抜かす形になる。バテるにはまだまだ早すぎる距離。
この辺でもう1回給水とバナナ補給、梅シートを食べたかな確か。水を飲みながらストレッチもした。依然ペースは4:44±2。


30km。ちょっと足に疲れた感が出てきたので、一時的に微妙に走り方を変えてみた。多分100mくらい。これはその後も継続。


32km。だんだんタイムが落ちてきて4:50/km。でもここからが本当のマラソン。あと1時間だし頑張ろう。道端の立て看板には「ここからは人生をかけて走れ」というメッセージがあった。


35km。さらにタイムが落ちて4:59、5:00が何キロか続いた。前半の4:32とかとも合わせるとどんぶり勘定でAve4:50/kmでのサブ3.5はギリギリか。
しかし、確かにスピードは落ちてはいるが、ある意味落ち込みがこの辺で収まっていることは良いことなのだろう。周りを走っている人はもっと落ち込みが激しい。どんどん追い抜いていく。


37km。小さな陸橋があって平坦なつくばの数少ない難所と言われているのだが、殆どペースダウン無しで通過。練習コースに歩道橋や陸橋、歩行者用の階段のきつい大きな橋があったのが幸いしたか。しかし、エネルギーは尽きてきて気力で走っている割合が大きくなって来たので再び梅シートを食べて気分を紛らわす。


あと5kmの立看板が。5分/kmなら余裕、6分/kmならサブ3.5にギリギリ。まだまだ油断は禁物。練習でペースが崩れる時というのは一気に6分台に突入していたので。
だが今回は今のところそういうことがない。この時のペースは5分1桁台/kmだったかな。途中のエイドでのスポーツドリンクとバナナ、あと梅シートが効いたか。


あと4kmの立看板が。この時点で6分/kmでもサブ3.5達成は確実に。ここからペースをあげて更に上を目指すことも考えたのだが、5分前半/kmで確実に走ることを選んだ。
万一大きく崩れてサブ3.5を逃したら一生後悔すると思ったのと、こんなことを考えていたためか、ペースを速めようとしても足が動かなかったし。ラストスパートは最後の競技場に入ってからと決めた。


そして遂に最後の競技場のトラックが。多分200mはない。手許の時計を確認したらサブ3.5まで5分くらい余裕がある。仮にここで大崩壊してもいくら何でも200mに5分はかからないと思ったので、やっとラストスパート。ゴール前の時計(こっちはスタート時のロス時間も加算されている)を見ると3:28台。そうか、グロスタイムでもサブ3.5できたんだ。ということでゴール!


結果:
グロス:3:28、ネット:3:26


終わってみれば、体感的には意外と短かった。走っている間もペース配分とかその他いろいろ考え事をしてたし。
1日後の今、こうして日記を書いているときも筋肉痛はそれほど酷くない歩く分には平気だが階段は相当きつい(訂正)。椅子に立つ瞬間と座る瞬間も堪えますな。
トイレの場所が分かりにくいとか改善の余地はあるかと思うものの、スタッフ・ボランティアの方々ありがとうございました。


そして、走る2週間前くらいから漠然と思ってたんだけど、やっぱりいつかはサブ3をやってみたくなった。もともと速く走るのは気分が良くて好きだし。次は、1月下旬に館山の若潮マラソンで走ります。今度は24時間リレーの時の走友と一緒に行ってきます。
一応、3 and quarter(3時間15分)くらいで走れた良いな。おわり。