ブラック・ショールズ方程式
今日の僕担当のセミナーの内容。この経済物理のゼミは、参加者全員が専門分野外ということで今までやってきたゼミとは少し違った感じだけど、上手く話せたと思うしフィーリングもモデルの問題点も伝わったと思う。
結論を言ってしまえば、専門書を読むと1から説明してあるので小難しそうに見えるけれど、確率過程を知っていればただの練習問題に帰着してしまう。
以前から思うのは、世の中のことを数理的なアプローチで捉えようとすると、何かと物理で使ってきた計算手法や枠組みが上手く使えるとういこと。そうすることで森羅万象を既存の概念で理解することが出来てそこそこ面白いんだけど、「既存の概念」の範囲を更に広げることを目指す方が遥かに面白そうだし、そうしなければいつかは学問として飽和して終わりが来るだろう。新しい概念を卒業するまでに打ち立てることは出来るのだろうか。
そんなこんなでお腹が減ったのでもう帰ろう。論文の進み具合は1ページ/日。もっと速くしたい。干渉されない空間、良いBGM(Brandnew J、深夜ラジオ)、快適な空調、満足な食生活、、、いろいろ環境は整っているのだからここで頑張らないとなあ。