hiroto-o's diary

とある大学の大学院博士課程を何とか卒業して、とある金融の仕事をロンドンでしています! リンクはご自由に♪ メールはhiroto_o20[at_mark] hotmail.comまで。([at_mark]は@に置き換えてね)

第31回館山若潮マラソン

前回のつくばに続き、懲りずに走って来ました。今回も後から読み返せるように少し長めに書きます。


いやーしかし、僕には冬のマラソンは合わない。寒くて練習が全くできない(つくばのときは10月70km、11月200kmくらい。今回は12月30km、1月60kmくらい。) しかも走るとよく途中で腹痛を起こす。直前に食べたり飲んだりするとこうなる。
一方で、本当はちゃんと練習してタイム更新を狙って本番を迎えたいって心理も働いてどっちつかずになっていたため、結局他のことも出来ない無駄な時間を過ごしてしまった。本当はWEBプログラミングとかやりたかったのに!!


そんなわけで「次からは冬は絶対に参加しない」と思って走ったわけですが、走り終えてみると「タイム向上を狙うのではなく、同程度のタイムで(若潮の)タフなコースで力を試す」くらいの気持ちで走るには丁度いいかな、と思いました。秋の、つくば、大田原よりも若潮はアップダウンの激しいコースなので。


さて、どんなペースで走ろうか。12・1月は殆ど走らなかった訳だが、一応12月はサブ3に近づくためにスピード練習(4:30-40/km)をしたので、できる限り速く走ってみよう、と。そして、1月は2回(2週間前の日曜日、前週の火曜日に)30kmをやったんでまあ完走は出来るだろう、と。加えて、コースはキツいしあんまり練習してないし、トータルタイムで3:40くらいかなと思っていました。


例によって、直前の3日前からご飯多め。1日前の土曜日には朝からご飯。昼はつけ麺(一番大きいやつ)、夜は焼きそば3人分食べました。日曜日は直通バスに乗り込んでその中でおにぎりを5個ほど。


館山駅に着くと風が強くて寒くてしょうがない。もう走るのが嫌になるくらいだったけど、スタート時間になると風は収まってきた。服は上下ジャージに下着は厚手のシャツ。この季節は寒さが厳しいし練習の時もこれだったから。トイレはスタート前にしっかりと済ませた。これがつくばで失敗した部分だったから。この辺は高橋尚子のアドバイスにも書いてありました:
http://web.archive.org/web/20070219072711/http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/sports/other/39590/
ここにはもう一つ役に立つことが書いてあって、途中での水の飲み方。走りながら紙コップで飲むのは実は難しい。


スタートは前の方からスタート。しかし、感覚的につくば以上の大渋滞で歩いてる感じ。これじゃどうしようもないので、歩道に上がってペースを崩さない程度に抜いていく。しかし、1km目は5分台後半、これは遅い。しかしだんだん自分のペースに持っていく。4:40-50/kmくらい。今回目標の4:30台はまだ出てない。気にし過ぎて焦るのも嫌だったので、余り時計を見なかった。途中の海上自衛隊の応援が熱かった。


食べ物はつくばと同じく梅干しシートを持ってきた。10kmまでのエイドにバナナがなかったから代わりに梅干しシートを食べてみた。


ここのコースの良いところは、海沿いの道で終始眺めが良いこと。5kmから22kmくらいまで長閑な道が続く。この頃になるといくらか調子も出てきて4:30/kmを出すこともあった。途中から別荘みたいな家が多く見られて、来るんだったら夏に来たいなと思う。路肩の菜の花も咲いていて景色的には最高。ただ、20km台〜30km過ぎまで続く坂道に備えて無理はしない。7kmくらいで4時間のペースメーカーを抜かし(っていうかあなた飛ばし過ぎでしょ?w)、途中で4:30/kmも出てハーフはネットで1:40で通過。これは予想以上に速いレベル。後半への貯金が出来たかな。


ハーフ地点を過ぎて暫くすると気になっていた坂が続く。練習では歩道橋や橋を走ってたからそんなにキツくはなかったけど、やっぱりペースは鈍ってくる。体力切れにならないようにバナナはよく食べました。30km通過はネットで2:24。これは今までで一番速いかも。練習では2:35くらい、つくばでは2:30くらいだったかな。そして30kmで最後の坂を登りきった(と思い込んだ)。目の前には海と町を見下ろす景色が一面に広がっている。これはとても気持ちが良い。しかし、最後の大きなアップダウンは実はもう一つあって僕が地図を読み間違えていた。すこし凹みながら進んでいった。このあとから体がバテてきて5分一桁台/kmが目立つようになった。早くゴールにたどり着いて終わりにしたいという気分。


そんなこんなで、残り5km地点の通過は3:01くらい。つくばのときには確か3時間切ってたと思う。ペーストとしては5:20台。もし6分/kmで走るとサブ3.5はギリギリ無理(というかこんな計算してる限りはサブ3は無理だろうな)。ペースを維持しながらもなるべく速く走るように心がける。最後の500mくらいのところでグロス3:30のペースメーカーの人に会う。「このまま行くとゴールはどれくらいですか?」と聞くと「余裕はあって、3:29:40くらいですね」とのこと。最後、残り100mになってゴールが見えてきたところでやっとラストスパート。3:29:29でゴール。グロスでも一応3:30切り。


つくばでは走ってる時でも若干余裕はあったものの、今回は全く余裕なし。ゴールした途端、大の字になって寝っ転がりました。そのあと、振る舞われてるクリームパン、豚汁、焼き芋を食べました。美味しかったですね。友人たちのゴールを待ってそして帰りました。


若潮マラソンは、エイド、トイレなどが充実していたというのが印象です。天候が厳しいですが、コースも走り甲斐があって景色も良かったです。